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脇田林業のよもやま話~第3回~

皆さんこんにちは!

脇田林業株式会社、更新担当の中西です。

シリーズ2:介護タクシーの利用方法と予約の流れ
第3回介護タクシー雑学講座
テーマ:介護タクシーの費用と補助制度を活用しよう

前回は予約方法と利用時の注意点をご紹介しました。今回は、介護タクシー利用にかかる費用の内訳と、自治体や制度による補助・助成の仕組みについて詳しく解説します!


1. 介護タクシーの費用内訳

介護タクシーの料金は「基本運賃+介助サービス料+オプション料」の合計で算出されます。

項目 内容 料金の目安
基本運賃(初乗り+距離・時間制) 一般タクシーと同様の距離・時間運賃 初乗り500~800円 + 距離・時間に応じる
介助サービス料 車いす乗降、階段昇降などのサポート 500~2,000円
ストレッチャー使用料 寝たまま移動する場合の設備利用料 3,000~5,000円
医療機器持込料 酸素ボンベなど大型機器の積載 1,000~3,000円
深夜早朝割増 22時~翌5時の利用時割増 基本運賃の25%増し など

※事業者・地域によって料金設定は異なります。ご予約時に必ず確認を!


2. 自治体の補助・助成制度

多くの市区町村では、高齢者や障がい者の外出支援を目的としたタクシー助成制度を設けています。主なポイントは以下のとおりです。

2.1 助成対象者

  • 介護保険で要支援・要介護認定を受けている方

  • 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方

  • 上記以外でも、市区町村独自の基準で助成対象となる場合あり

2.2 助成内容と上限額

制度名 助成内容 年間上限額例
通院タクシー助成 通院時の運賃の一部(例えば50%)を助成 10,000~30,000円
外出支援助成 買い物やレクリエーション利用時にも適用 5,000~20,000円
障がい者移動支援 障がい者福祉サービスの一環として 月額10,000円 など
  • 助成率・上限額は自治体により異なるため、市区町村の窓口で最新情報を確認しましょう。

  • 利用前に「利用券」や「助成申請書」の交付手続きが必要な場合があります。


3. 補助を受けるための手続きフロー

  1. 申請書の入手

    • 市区町村役場の福祉窓口またはホームページでダウンロード

  2. 必要書類の準備

    • 介護保険証・手帳のコピー、印鑑など

  3. 申請書の提出

    • 窓口または郵送で申請

  4. 助成券・利用券の受取

    • 交付された助成券をタクシー事業者に提示して利用

  5. 利用報告(年度末など)

    • 利用実績報告書を提出し、助成残額を確認


4. 費用を抑えるコツ

  • 複数利用者での相乗り:同じルートで複数名をまとめて送迎すると、1人あたりの実質負担が軽減。

  • 往復予約割引:往復を一度に予約すると割引が適用される事業者もあります。

  • 定期利用契約:通院などで定期的に利用する場合、契約割引が受けられるケースあり。


まとめ

  1. 費用構成は基本運賃+介助料+オプション料+割増の合計

  2. 自治体助成を活用すれば、運賃の一部が補助される

  3. 手続きは申請→助成券交付→利用→報告の流れ

  4. コツ:相乗り・往復予約・定期契約でさらに節約

介護タクシーは便利なサービスですが、費用面も大きなポイントです。助成制度を上手に活用して、賢くお得にご利用くださいね!


次回の第4回は「介護タクシーを選ぶポイントと優良事業者の見分け方」をお届けします。どうぞお楽しみに!


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